| EP便り2009年7月号 |
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エパレク学習会の情報誌 EP便り 2009年7月号
今月号は、6月に行われた学習会とセミナーでのご質問をまとめました。 (EP便りpdf版はこちら)
7月の学習会のお知らせ日時:7月11日(土) 13:00〜16:00会場:高輪区民センター3階 講習室 〒108-0074 港区高輪1-16-25 高輪コミュニティーぷらざ TEL(03)5421-7616 FAX:(03)5421-7628 http://www.koyukai.org/takanawa_guide.html <会場への交通機関>地下鉄南北線/三田線 白金高輪駅下車出口1番 駅の真上です。 (センターには専用の駐車場がありません) 学習会のご案内エパレクでは、毎月1回(原則第2土曜日、1月8月はお休み)ぜんそくやCOPDなどについての学習会をしています。初めて病気と診断されて不安な時、病気のことをもっと知りたい時、処方された薬について気になる時などにお気軽にご参加ください。病気とじょうずにつきあうことができるようになった先輩患者(EP)や薬剤師などの専門家とテーブルを囲んでいっしょに勉強してみませんか。わかりやすいテキストや薬の一覧表などもご用意しております。6月13日(土)の通常総会、7月5日(日)オープンセミナーにご参加くださりありがとうございました。総会では各議題が承認されました。新理事会メンバー等につきましては、まもなく公開されます新しいホームページでご覧いただけるよう準備中です。セミナーには会員、一般からのご応募者のほか、日頃おつきあいのある患者会、支援団体からもご参加があり、パネルディスカッションでもご回答いただきました。セミナー席上で、新EP4名とEPサポーター2名に認定証が授与されました。 ☆6月の学習会での話し合いとセミナーでのご質問やご回答から、今回のQ&Aをまとめました。(記号「A」はEPや患者会から、「薬A」は薬剤師から、「医A」は専門医からの回答です) 1.吸入ステロイドを使っていますがコントロールがうまくいかないのですが?A:セキが出る病気はいろいろあります。専門医のところできちんと検査をしてぜんそくと診断されたのでしょうか。また、もしそうなら、主治医に今の薬では症状がうまく抑えられないことを伝えましょう。ピークフロー測定やぜんそく日記は、そのような話をする時にも役立ちます。 薬A:喘息以外の病気がなく、処方されている薬が適切であるとの前提でお話しすると、吸入ステロイドを正しく吸えているかをまずご確認ください。操作方法を間違えていたり、適切な吸気速度で吸っていない場合、薬がきちんと気管まで届いていない場合があります。 医A:吸入流速が低いと十分に吸えない吸入ステロイドもあるので特に低下が予想される高齢者の方は主治医に確認してください。ピークフロー測定で年齢平均の60%以下になると吸入ステロイドのみでは改善は難しく経口ステロイドを含めて、より効果の高い薬を必要とします。また病状が長期になると症状に馴れてしまって「苦しい」と言わなくなり、主治医は喘息を過小評価して「薬を少なく処方」してしまいます。この場合もピークフロー測定を見て実際に悪い時には薬を増量してもらいましょう。 2.ぜんそくと診断されて落ち込んでいる友人にアドバイスすることは?A:だれでも「病気です」と診断された時には「どうして私だけが?」と怒ったり、落ち込むことがあります。ですから、あなたはまずしっかりと相手の話を聞いてあげてください。そして話の中から「何が不安なのか」「何を知りたいのか」などを察知して情報を教えてあげてください。また、病気のことをきっちり知った方が元気に暮らせること、患者会や講演会などに行くと自分だけが病気で困っているのではないことがわかって安心することなども伝えてみましょう。 薬A:まずは、ご自分の病気、その治療法について、正しく理解していただくことが大切だと思います。また、ぜんそくは、治療開始が早ければ早いほど、治療効果も高く、医療費も低く抑えることができます。むしろ、「早く(今)見つかってよかった」と考えていただければ幸いです。 医A:喘息は正しく治療すれば普通の方達と同じ生活が出来ます。正しい治療が出来る様に喘息について勉強してください。喘息がある有名人にはスケート選手の清水選手やゴルフの丸山選手、ケネディー大統領などもいます。病気があっても頑張れる数少ない病気ですから不幸中の幸いなのかもしれません。 3.ぜんそくでも運動はできますか?A:ぜんそくをきちんとコントロールすれば、普通の人と同じようにスポーツを楽しむことができますし、継続することでより健康な身体を手に入れられると思います。もし自信がない時には、呼吸筋ストレッチや水泳など比較的負担の少ないものから試してみてはいかがでしょう。 薬A:上手にスポーツを生活に取り入れることによって、ストレス解消、呼吸機能の維持・改善につなげることができるので、スポーツを避けるのではなく、可能な範囲でスポーツに親しみ、「もっとスポーツをできるようになること」を目標に治療を続けてください。 医A:運動は治療法の一つです。水泳は適度の水分が喘息の誘発を防ぐと言いますがプールの次亜塩素酸で鼻炎を悪くしない様に注意します。交感神経が緊張するので剣道が良いと言う人もいます。一方、テニスや重量挙げなどは喘息には負担が強すぎると言います。長く継続できるものを選択しましょう。 4. 吸入ステロイドをやめることはできますか?A: 薬は(副作用や医療費などを考えて)できるだけ減らしたいという気持ちはよく理解できます。でも今使うのをやめたために、将来不利益な結果になってしまっては本末転倒だと思います。もし希望するなら、コントロール状態などをぜんそく日記で記録して、医師に相談してみてはいかがでしょうか。 薬A:吸入ステロイドは、喘息の本態である気道の炎症を抑える効果が最も高く、また、副作用もほとんどないお薬であり、安心して、長期間お使いいただけますので、副作用に関する不安はお持ちにならなくても結構だと思います。やめる場合は、必ず主治医の指示に従ってください。 医A:最近の調査結果から吸入ステロイドは診断早期からの使用で肺機能の低下を防ぐ事が分りました。中止すると約1年で、もとの悪い状態に戻る事も分りました。用量の多い、少ないはあるものの長く使用した方が有利です。昔は最低2年と言いましたが、今では一生継続した方が有利と考えられています。 監修:灰田美知子 文責:黒木宏隆、矢内純子 |


