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治療・管理ガイドライン -吸入ステロイドが、小児の治療において、第一選択肢になったことは、一番大きな改訂点といえるかもしれません。 吸入ステロイドは、大人の喘息ではかなり前から第一選択しといわれていますが、小児期からの導入については、議論が伯仲したというように、必ずしも早期に取り入れられる治療の選択肢として取り入れない先生もいる傍ら、欧米での死亡率の低下を主な効果として考え、積極的にとりいれられる場合も考えられると思います。 どちらにしてもこのガイドラインに沿った治療は、今までの治療とかなり違ってきますので、医療者は患者さんに十分説明をし、患者は医療者の説明に納得してから同意する姿勢が大切ではないでしょうか。 『その結果、重症度分類を含めて、長期管理の骨組みがよりGINAに近いものとなった。本ガイドラインでは長期管理を乳児、幼児、学童の3型に分けて、おのおのについて詳細な解説を加えた点では、GINAに較べて、より具体的にきめ細やかな表現となった。』 |
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